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 おくらの里職員の日記を覗いてみて下さい(^^)


3/13 相談員vsマイボデー
担当:生活相談員 荒熊ラスカル(仮名)


 こんにちは。クールビューティー『荒熊シズカ』です。しーちゃんと呼んでください。金メダル取ったような気がします。自分で言うのもなんですが、普段めっちゃ元気です。

 しかし、そんなワタクシにも他の人と同じように、”体調不良”なるものが襲ってきたことがあるのです。



 忘れもしない、あれはまだ寒かった頃の事・・・・・

 本当に、久しぶりに風邪をひいたっぽくなって、しばらく微熱が続き、くしゃみ、鼻水、咳に悩まされめちゃめちゃ苦しかったが、俺を待つファンの為にマスクをしながら懸命に働いていた。そして、ようやく訪れた休み前日の晩、早めに休もうとベッドに入った。しかし、悪魔はそんな俺を嘲笑うかのように突然襲ってきた。



 夜中2時過ぎ、いつもと違う妙な感覚を覚えて目を覚ました。


荒熊(以下:荒)『なんじゃ、この右耳の痛みは・・・・・眠れんがー!!』


 そうなのだ。たいがいの事があっても熟睡できるという特技を持ち、尚且つ寝るのが三度の飯と同じくらい、いや、うまい飯食う方が好きかな・・・まあ、そんな感じの俺が眠れないのである。これはあまりに衝撃が大きく、俺にとっての”9.11”とでみ言うべき出来事であった。


 朝になっても、痛みは治まらず、むしろ悪化しているようだ。更に、右耳が聞こえにくい。これはまさか・・・・・俺の脳裏をある病名がかすめた。



病名【中耳炎】(某TV番組風に読んで頂ければ幸いです)




 いや、まさか、小っさい子がかかるような病気にこの俺がかかるなんて事は・・・しかも中耳炎になってしまった人(主に小っさい子)は一様に、この世のものとは思えないおぞましい声をあげて泣いているのを記憶している。中耳炎と診断されることだけはなんとしても避けたい。しかし、この痛みは耐えられない。俺はすがる思いで耳鼻科を訪れた。


耳鼻科医(以下:耳)『どうしました?』
荒『いや、耳が痛くて、聞こえにくいんです。』
耳『ちょっと、見せてください。ああ、見事な中耳炎ですねえ。』



 その宣告はあまりにも唐突であった。心の準備など出来ているはずもない。医師は患者の心情に配慮し、もっと慎重に告知すべきではないのか? 俺のように強いハートを持つ者だったからまだ良かったものの、一般人には厳しいものであるハズだ。


耳『とりあえず、薬で対処していきましょう。しかし、溜まっている水が引かなければ、抜かないといかんですねえ。』
荒『はあ。』




 ん? 溜まった水を抜く? 耳から?
 ようわからんまま、自宅において薬による治療を開始。


 しかし、仕事をしていても右耳が使いモンにならない。人の話を聞くのにわざわざ左耳を向けるといった、非常に不自然かつアヤシイ動きが必要となっていた。プールで泳いで耳に水が入ったままで、どんなに頑張っても水が出てこない状態を想像して欲しい。まさにそれである。これにはさすがに参った。


 耳の状態を回復させる方法、つまり耳の中の水を何とかする・・・・・医者が言っていた水を抜くと言うのがよく分からなかったので、おくらの里の頼れる看護師さんに訪ねることにした。


荒『すんません。中耳炎になって耳から水を抜くってどんなことになるんスか?』
看護師(以下:○ちゃん)『んー? 何か針みたいなんブスっと刺して抜くんよ』
荒『それって、痛そうなんじゃけど・・・』
○ちゃん『ワタシゃ、やった事ないけん、知らんけんど痛かろうねぇ』



 これは、エライ事になってきた。耳の中に針を刺す!? アリエナイ。
 恐ろしすぎる。耳は音を感じる器官であって針を刺すような所ではない。
 何としてもそれだけは阻止せねば・・・・・
 薬を飲むのんにも力が入る。
 引けぇ!! 俺の耳の中の水よ、引けぇ!!



 そして迎えた再受診の日、哀しい男が1人、待合室で祈っていた。肝心の耳の状態は良くなったように感じられない。ある程度の覚悟はしていた。しかし、もし、神がいるならば・・・・・


荒『どうでしょうか?』
耳『あー、良くなってきとるねぇ。次に来る時には水も引いとるでしょう。』



 神は確かに、いた。俺の耳のそばまで確かに迫っていた悪魔の針はゆっくりと離れていった。



 その後、懸命の治療の結果、中耳炎という恐ろしい病は完治した。しかし、現在、ひどい肩こり+口内炎に悩まされている。相談員と体に潜む悪魔との戦いは終わらない・・・・・