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俺は目が悪い。ど近眼である。最近裸眼の視力測定をしていないが、多分0.1以下であろう。しかし、目が悪くても日常生活に支障をきたすことはない。
裸眼ではこの世界は霧に包まれたように曇り、車を運転する事もできないが、こんな俺に真の世界の姿を見せてくれるものがある。それが“眼鏡”だ。
俺は眼鏡をかけている。生きる為にかけている。
人は言う。『不便ではないのか?』と。
そんな事はない。
眼鏡をかけていない人に比べて、少しよく見える視野が狭かったり、時々鼻当てや耳で引っ掛けている所が痛くなったり、寒い時、急に暖かい所に入ったり、熱い食べ物(うどん・ラーメン等)を食べていたら眼鏡が曇って何も見えなくなったり、眼鏡を外し忘れてそのまま眠ってしまったら変形していたりするだけの事だ。
大した事はない。

※仕事用眼鏡。
デスクワーク対応の為、度数も0.7程度で抑えている。
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※プライベート用眼鏡。
『勝負眼鏡』などと揶揄されるが、そうではない。
俺は何時如何なる時も勝負している。 |
こんな話をしていたら、周りは口を揃えて俺に言う。
『コンタクトにせんかい。めっちゃ楽よ〜』と。
コンタクト?!冗談じゃない。
目の中に異物を入れるのだ。考えられない(そして怖い)。
そんなもの、宇宙人誘拐されて知らないうちに変な金属片を埋め込まれるのと変わらないではないか。それに、コンタクト使用者は急に『痛い!!』と目を真っ赤にしながら訴えたり(めっちゃ怖い)、洗面所に流してしまったり・・・・・・
加えて、外した後の保管も大変だ(面倒い)。
決して面倒臭がったり、怖がっているのではない。
俺はただ眼鏡を愛しているのだ。それに眼鏡はもはや視力を補うだけの存在ではなく、俺の顔を形作る身体の一部となってしまっている。
誰かが言っていた。『人にはそれぞれにとっての“普通”がある』と。
コンタクト使用者にとっては、コンタクトを使用する事が“普通”であるように、俺にとっては、眼鏡をかけている事が“普通”なのだ。

※眼鏡の大先輩である中島さん。 |
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だから俺は、これからも眼鏡を愛し使用し続けていくであろう。
偉大なる先輩に少しでも近づけるその日まで・・・
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